過去の自分、今の自分。エネルギーの向き。

最近、自分のエネルギーは何処に向いているのか、ということを注視している。

エネルギーは「自分が気にしていること」と言い換えてもいい。

 

自分は何を気にするのか?

好きなことか?嫌いなことか?

趣味に興味を示すか、世の中の事に興味を示すか。

ネガティブ、ポジティブ、日頃どちらの話題に目を通すことが多いか?

自分の将来のこと、哲学観、世界観を大事にするか。

他人が何を考えているか、他人にどう思われているかということを大事にするか。

 

別にこれらのどれを気にするかで「良い、悪い」が決まるわけではない。

ただ、「自分はこうしたい、こういたい」という想いはエネルギーの流れを誘発しそこへ導く。

 

それは何かは分からないし、仕事とか生活に関わることとは関係ないかもしれない。

そもそも現実にならずに、なんとなくピピッと電気信号のようなものが身体を流れて終わることもある。

 

エネルギーが何処に向いているのか気づくためにはリラックスしている必要がある。

変に偏った思考や執着があったり、固定観念に縛られていると本当に自分がやりたいこと、行きたい場所へは中々行きづらくなる。

 

そして、自分にとってエネルギーが流れる方向は昔とかなり変わったと思う。

 

学生時代、小学生から大学を卒業する頃まで、基本的に自分は「他人が何を思っているのか」に意識が向いていた。

 

他人に嫌われないように、変に目立たないように、自分<他人になるように生き方を選んでいた。

そのせいで学校に行くのは辛かったし、相当ストレスもかかっていた。常に緊張していて疲弊していた。社会的にはそれが普通なのかもしれないけど。

 

でもそれは良い事でもないし悪い事でもない。

ただそういうエネルギーの流れを自分で創っていただけなのだ。

 

今は常に「自分が何をしたいか」に意識が向いてきている。自分>他人となり、ワクワクやフワッと軽い感覚に乗っていると新しい何かに出会うことがある。

 

それは自分が過去に諦めた事だったり、捨てたものだったり。何かに疲弊することも少なくなった。

 

今と過去。人生は続いているようで実はそうではない。エネルギーは流れの向きを変え、自分の興味も変わる。

 

その時に「自分は過去はこうだったからこれは無理だ、できるわけがない」と、諦めることはあまり意味がない。

素直に自分の欲求に、エネルギーに乗った方が気持ちも楽だし、割とうまくいくことのほうが多い。