社会のバカバカしさ

中学か高校の頃、社会の授業で第二次世界大戦のことを学んでいた時のこと。

 

ソ連かどこかの国のスナイパーが300人近い人を射殺したことで国から栄誉ある賞をもらった、ということが教科書に書いてあるのをみて「はっ!?」ってなった。

 

驚いたのは狙撃した数ではなくて、表彰されたこと。

 

なぜ人を殺したのにもかかわらず栄誉があるとされるのか全く理解ができなかった。

 

戦争中は特定の人を殺した分だけ偉いとされる、、、んなアホな。

 

同じ人間なのに「国籍が違うから」、「敵国だから」それで理屈がまかり通ってしまうガバガバさよ。特定の状況下では人を殺してもよしとする。所詮社会の倫理観や道徳観なんてそんなもん。

 

「いや、社会ってそういうものだろ」ってなんの疑問も抱かずに生きるのってかなり難しいと思う。

 

でもそれが出来てしまうのが客観思考なわけで、客観思考を使って私=人間だと思っている間は社会に対する不信感も疑問も抱くことはなかなか無い。

 

最近はもっぱら社会=ハリボテくらいにしか思わなくなってきたし、久しぶりにニュースを見たら「日本と韓国の問題が〜」ってのがやってて、うわーすげぇな。よくそんなハリボテに執着できるな、と感心した。