「濃い」感覚

みけさんのブログではこの三次元、物理像の感覚を「濃い」と表現している。

 

目の前の物質が本当にあるかのように思ってしまうのは、その感覚が濃いかららしいのだが、実際「濃いってどういう感じ?」ってずっと思っていた。

 

ある日、朝起きると、この「濃い」という表現を体験できたことがあった。

 

夢の内容を覚えたまま起きるということはよくあることだが、その日は「夢の中の感覚」まで覚えたままで目が覚めた。

 

夢の内容は「雪道を歩いていたらヒグマに襲われる」というものだったのだが、

 

夢特有の「次々と場面が変化する感覚」や、「一瞬で場所を移動したり、物を出現させたりする感覚」が起きても意識内に残っていた。

 

その感覚を保ったまま、起きて部屋の中をぐるっと見回すと、「あ、たしかに濃いな」という感想しか浮かんでこなかった。

 

夢の感覚に比べると物理像は結構濃くて、自身の意思だけで動かせることは基本ないのだが、それは濃いってだけであって夢も現実も同じなんだなと気付かされた。